先日のニュースで、京都府の観光客に対し、宿泊税というものが導入されると発表がありました。
対象はホテルや民泊も含まれていて、料金が高くなるほど負担する税金も高くなります。
京都の観光が大好きな人にとっては悲報だと思いますが、
実際にどのくらい負担がかかって、私たちの観光にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
謎の多い宿泊税について調べてみましたので、是非読んでいただけたらと思います。
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宿泊税とは?
そもそも宿泊税とは何かと申し上げますと、旅行者に分かりやすい案内標識の整備、観光案内所の運営、観光情報の提供、観光プロモーションなどを充実させるために独自の設けた税金制度という定義になっています。
私たちがこれから支払う宿泊税の使い道は、観光振興のための経費に使われるということですね。
Yahooニュースでは、
観光客の増加によって生じている課題を解決するため、京都市が2018年度から、新たな財源として「宿泊税」を導入する見通しとなった。
と書いてありましたが、私は観光客の増加によって生じる課題とは、東京オリンピック・航空会社の価格競争による外国人観光客の増加などから、
現在のインフラでは旅行者にとって快適な観光を提供できないと京都府が判断したのではと憶測しています。
税金の使い道がしっかりしていれば、消費者側も納得せざるを得ないですね。
それでは、実際にどのくらいの税率で、負担が大きくなるのでしょうか?
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負担額
現在のニュース・京都府の発表では厳密に決まった額は公表されていませんが、既に宿泊税制度を導入している東京都・大阪府を参考に決めると言っております。
気になる税率ですが、東京都はこのようになっております。
宿泊料金(1人1泊) | 税率 |
10,000円未満 | 課税されません |
10,000円以上15,000円未満 | 100円 |
15,000円以上 | 200円 |
一人一泊で、宿泊料金が10000円以下の場合は課税されないらしいですね。
もし10000円を超えた場合でも、100円や200円といった話なので、そこまで大きな負担にはならなさそうですね。
これはあくまで東京都のデータですので、実際に京都府はどうなるか分かりません。
1000円やそれ以上といった税率で徴収することはあまり考えにくいですが、私たちの観光に影響のでることですのである程度の配慮はしてほしいですね。
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最後に
上記の10000円という数字は食事代抜きの素泊まりの場合の値段です。
また、修学旅行生は対象外となるみたいなので、学校側はとりあえず安心ですね。
消費税増税に続き、たばこ税含めどんどん税金が上がっていく時代ですね。
しかし、よりよい環境を国民に提供するためにも、しっかり国に税金を納めて、未来の為に投資していくという考え方も大事だと思います。
今回の宿泊税に関して言えば100円、200円の話です。
2018年から導入が開始されるみたいなので、これから京都の観光を検討されているかたは、最新の情報をチェックするようにしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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