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ラジエーションハウス漫画1巻のネタバレと感想!五十嵐唯織の正体とは?

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ラジエーションハウス漫画1巻のネタバレとあらすじになります。

 

ラジエーションハウス漫画1巻のネタバレ

診療放射線技師の五十嵐唯織(28)は先輩から伊集院教授の頭部MRIについて意見を聞かれます。

『教授の脳はそんなに大きいハズがない』

という発言をたまたま、教授に聞かれてしまい病院をクビになってしまいました。

 

どうして、自分は人の気持ちが見えないんだろう

 

そうたそがれながら、子供の時にアンちゃんという少女との約束を思い出す五十嵐。

小さい頃に恋心を抱いていたアンちゃんはお父さんのような医者になりたいと話していました。

アンちゃんが務める甘春病院の採用情報にて、「放射線技師」の募集をしている事をしった五十嵐は

ついにたどり着いたという気持ちでした。

 

甘春病院で勤務する事になった五十嵐は新人の広瀬とともに個性的な同僚たちと出会います。

そこにはお目当ての幼馴染のアンちゃんの姿もありましが、あんちゃんは五十嵐のことを覚えておらず

放射科医という医師として、放射線「技師」と距離を置いている、むしろ下に見ている姿がありました。

 

五十嵐唯織の素性とは?

甘春杏は短期で病院を転々とする五十嵐をいぶかしく思っていたので

院長に彼の素性について問います。

 

「彼がこの病院に来てくれたことはとても幸運な事だと思うべきよ」

 

と話す院長はアメリカのピレス教授の話をします。

放射線科医として名医と知られるピレス教授は授業で非常に難しい問題を出題する事で有名な人で

授業中の五十嵐の回答に「実に惜しい」と答えたエピソードがあったのでした。

 

たかだか放射線技師

 

甘春杏はそう結論を下して院長の意見を鵜のみにはしないのでした。

 

世間的にあまり注目を浴びない、放射線技師・麻酔科医・病理医などはアメリカでは

『ドクターズドクター(医者の医者)』

と呼ばれ、人気も地位もあることを院長は説明しますが、

 

「ボタンを押すだけ、誰がやっても同じ」

 

と甘春杏は聞く耳を持たないのでした。

 

五十嵐が川辺で会った男性が緊急搬送される

 

甘春病院を受けようと決意した夜に五十嵐が川辺で偶然出会って男性が病院に緊急搬送されてきました。

 

急いでCTとMRIを撮りますが、『金属アーチフェクト』という現象で

 

体内に金属が入っている場合、MRIやCTも正常に投影されない事があるそうなのでです。

 

患者の男性は世界的にも名が知られている写真家であり、いわゆる失敗できないVIP案件です。

 

甘春杏は造影剤を使うことを提案しますが、患者には造影剤のアレルギーがあり、銀歯を抜くしか方法がない、しかし甘春創業病院に歯科はないという

行き詰った状況になってしまいました。

しかも彼は以前に脳動脈瘤の手術を受けていて、今回の頭痛が脳動脈瘤の再破裂の傾向だとしたら、命に係わる重要な病気なのです。

一刻も早く原因がわからなければなりません。

 

甘春杏は『困ったときは彼を頼りなさい』という院長の言葉を思い出すのでした。

 

偶然、写真家の病室を通りがかった五十嵐は写真家から『金属アーチファクトでMRIが写らない』という事を聞きます。

娘の結婚のために海外のウユヌ塩湖を撮ることを約束した写真家は残念そうな表情をしていました。

離婚して父親らしい事をできなかったと悔いている彼は、せめて娘の希望を叶えてあげたかったのです。

 

そこで五十嵐は院長から許可を得て、五十嵐が彼のMRIを撮る事にします。

 

放射線技師が医師の指示がなく勝手にMRIを撮っている事に対して甘春杏は良い思いをせず、院長に訴えにいきます。

ちょうど時間を同じくして写真家の患者が激しい頭痛を訴えはじめました。

 

甘春杏は残された手段は造影剤を使うしかない。

重い副作用が出るかもしれないが、脳動脈瘤が再破裂して命の危険にさらされるよりは増しだと判断したのです。

 

 

必死にMRIの画像を読み取る五十嵐はついにアーチフェクトが消えた位相画像の組み立てに成功します。

写真家の頭痛の原因は脳動脈瘤ではなく「ウェステルマン肺吸虫」つまり寄生虫でした。

 

世界を旅する写真家は旅先で食べたカニから寄生虫に感染していたのです。

 

あと一歩、五十嵐の読影が遅ければ甘春杏はアレルギーを持つ患者に造影剤を投与しているところでした。

 

すんでのところで阻止できたわけですが、医師としてのプライドを傷つけられた甘春は五十嵐に対して敵対心を向けるのでした。

 

ピレス教授の真意

院長の回想シーンに入ります。

 

甘春杏医師にいじわるな言い方をしてしまった院長ですが、

ピレス教授が五十嵐の回答を「実に惜しい」といったのは、回答が正解に近いからではなく

 

「日本に帰ってしまうなんて実に惜しい」

「自分の研究室に彼を残したかった」

 

という惜しいという意味だったのです。五十嵐はピレス教授の難問、誰も手を挙げなかった問題をいとも簡単に答えたのでした。

 

タブレットを常に持ち歩く五十嵐ですが、世界中から読影の依頼が飛びこんでくるそうなのです。

 

実は五十嵐は放射線科医という医師免許も持っているのですが、放射線技師として働いているのです。

それだけの実力がありながら放射線科医ではなく、放射線技師にこだわる理由は何なのか?

院長も不思議に思います。

 

その理由は子供の頃にアンちゃんとい約束した事が理由でした。

アンちゃんは父親のように放射線科医に憧れており、五十嵐も放射線科医を目指そうかなぁとつぶやきますが、

「それはダメ!放射線科医には放射線技師というサポート役がいないといけないの。だからイオリは放射線技師になって」

という約束を五十嵐は守っていたのです。

 

 

甘春病院のマンモグラフィ

 

会社員のシロはずっと好きだったマキと何気ない結婚生活を楽しんでいます。

今日も朝までゲームをして、チームプレイでヒルダとマキシマムとして名コンビを繰り広げていました。

 

しかし、人間ドックの結果胸にしこりが見つかったのです。

 

甘春病院は甘春杏の父が「放射線科医の領域の充実」を理念としていて、

放射線科医が足らないということもあり、甘春杏もマンモグラフィの読影なども務めています。

 

 

人間ドックにしこりが見つかったマキはシロの付き添いで病院の待合室で再検査を待っています。

しこりが見つかったため、乳がんかもしれないという恐怖でいっぱいなマキ。

シロが賢明に励まします。

 

時を同じくして五十嵐と同期の広瀬は先輩技師からマンモグラフィの撮り方を教わっています。

人でが足りないマンモグラフィに助っ人して呼ばれたのが、五十嵐。

男性が処置室にいる様子にこれからマンモグラフィを受ける女性は嫌悪感を示します。

 

それだけなら良かったのですが、人との距離がわからず空気の読めない五十嵐は

 

「あの・・・ちょっといいですか・・・」

 

と上半身肌の女性に近づき触ろうとしてしまいました。

 

女性の叫び声に気づいた甘春杏ですが、医師でもない五十嵐は触診しようとしている様子に

 

「二度とマンモ室に入らないで!!」と声を荒げます。

 

診断を受けていた女性も婦人誌の編集者で「この件は世に問いますからね!」と激高して出ていきました。

 

マキの症状は

読影室にて今日の患者の様子を見る甘春杏ですが、

マンモの診断を受けたマキはやはり悪性のしこりだったそうです。

 

電気もつけずに部屋で嘆くマキはシロの帰宅を待ちます。

悪性のしこりという事は乳がんの可能性が高く、2つの病院で同じ診断をされたマキは気が動転していました。

 

必死に励ますシロですが、シロも同様に動揺を隠せません。

 

シロとマキは小学校からの仲でした。

女の子には珍しくゲームが大好きなマキは自宅ではゲームができる時間が決められていたため

よくシロの自宅にきては一緒にゲームをしていたのです。

中学に入っても「ゲーム仲間」の二人でしたが、どんどん綺麗になるマキに気の弱いシロは引け目を感じていたのでした。

 

そんな自分を変えようと柔道に打ち込む毎日ですが、

気の弱いシロは高校でちょっとしたいじめに遭い柔道を辞めてしまったのです。

 

社会人になってからはゲームが大好きなマキはゲーム編集者として雑誌に載るほど、活躍しており

シロにとってはもっと多い存在に。

 

営業の仕事でうだつの上がらなかったシロは唯一ゲームの世界だけが憩いの場だったのです。

いつもの通りゲームをしていると「ヒルダ」という懐かしい名前が。

シロは小学校の頃にマキにつけてもらった「マキシマム」という名前でプレイをしていたため、

二人は再びゲームの中で再開を果たすことになったのです。

 

そしてその後二人は結婚。

 

ずっとマキを守っていくと約束したシロですが、いつもそばにいたのに彼女の身体の異変に気付いてあげることができず、

何もできない自分に苛立ちを感じます。そして彼女の不安を少しでも取り除いてあげれたらと思い、病院に来るのでした。

 

 

五十嵐と出会うシロ

タブレットをのぞき込む歩く五十嵐は大きな体のシロとぶつかります。

 

「病院関係者の方ですか!?」

 

藁にもすがりたいシロは偶然出会った五十嵐にマキの事を聞いてもらうのでした。

 

次の検査までに何か月も待たされてしまう間にがんば進行したらどうしよう

 

そう心配するマキを安心させてもらいたいと話すシロ。マキとの馴れ初めや大好きな人のために人生を尽くしたいという姿勢に

放射線医師を目指すアンちゃんのために放射線技師になった五十嵐は共感して涙を流すのでした。

 

話の流れで思わず医師免許を持っていることを話してしまう五十嵐ですが、

検診難民(次の診察までに何か月も待たされること)のシロとマキに胸を痛め

『二度とマンモ室に入らないで!』

と言われていることを破り、マキを診る事を約束するのでした。

 

 

マキはやはり乳がんなのか?

 

五十嵐が夜勤の時を見計らって、マキのマンモグラフィを撮ることになりました。

念入りに乳房を潰しマンモグラフィを撮影します。

 

マキはたしかに2cm程度のギザギザのしこりがありますが、

しっかりと潰して投影をしたところ、『RSL(線維化が主体の病変)』という事がわかりました。

RSLとはとても珍しい良性の腫瘤の事で、心配ないのではないか?という五十嵐の言葉に

 

シロは大きな声上げて泣き、安心するのでした。

 

マンモグラフィの画像は良く顔に例えられますが、『一見、強面でも芯は優しい事がわかる』とまさにシロの事を例えているようでした。

 

翌日ミーティングにて、昨晩のマンモの画像を眺める技師達と甘春杏。

夜勤でマンモを撮る事が珍しいという事もありました。

 

お手本のようなマンモグラフィの写真に関心する一同ですが、

この画像は以前、甘春杏が悪性腫瘍と判断した画像と同じ患者だったのです。

 

甘春杏放射線科医でも教科書でしか見たことのないレアケースに気付いたのは一体誰なのか?

五十嵐がマンモを撮影した事をしって、いったい何者なのか?とますます不思議がる甘春杏でした。

 

 

ラジエーションハウス1巻の感想

面白かった!

最近の医療漫画でゃドラマ化されたコウノドリが有名ですが、個人的なイメージとして医療漫画って外科手術ものが多かった気がします。

ドラマでも外科手術ものが多く、難しいオペをなんとかこなした!!

みたいな感動一辺倒な気がしていたのですが、産婦人科や放射線科などなどあまり馴染みもなくイメージも沸きづらい一般人にとって

漫画というツールを通してわかりやすく説明されているのはとても助かりました。

 

内容に関して言えば、甘春杏が子供のころは放射線技師は放射線科医をサポートする大事な役目だと思っていたのに

実際に医師になってからは放射線技師を下に見ていて、ボタンを押せばいいだけくらいの感覚でいます。

この心境の変化はどんなきっかけがあったのか?これからどう変化していくのか?は見物ですね。

子供の頃の事を思い出して恋愛的な部分に発展していくのかどうかも期待です。

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