8月21日のニュースで、日本プロ野球・ヤクルトの真中満監督(46)が、今季限りで退任する見込みであることが20日分かったと報道がありました。

 

真中監督は2015年に就任し、3年契約の最終年を迎えています。

 

就任1年目には14年ぶりのリーグ優勝に導きましたが、今年は主力選手の故障が相次ぎ、借金33の最下位(借金とは、勝ち=貯金に対し、負け=借金が多いこと)という現状で、20日の時点で2年連続のシーズン負け越しが決まったとのことです。

 

ヤクルトにも改革が迫られてるという状態ですが、関係者の話を総合すると、監督は最下位に沈むチームの現状について責任を痛感し、この日までに球団側と話し合いの場を持ち、退く決意を固めたようです。

 

そんな真中監督がいなくなったヤクルトを今後誰が牽引していくのか気になるところですが、現在、後任は高津臣吾2軍監督(48)を軸に検討していくとみられています。

 

一体、現高津巨吾2軍監督とは何者なのでしょうか?

気になったので調べてまとめてみましたので、一読していただけたらと思います。

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高津巨吾2軍監督とは?

元プロ野球選手(投手)・監督・野球解説者・評論家の肩書を持ち、現在は東京ヤクルトスワローズ二軍監督を務めています。

 

広島県広島市南区段原中町出身で、広島工業高等学校の3年に甲子園では、投手ではなく野手として出場した経歴があります。

そして亜細亜大学を経て、1990年ドラフト3位でヤクルトスワローズに入団します。

 

元々広島東洋カープのファンで、ドラフトの際には広島入りを熱望していたらしいです。

 

入団当初は先発として起用されていましたが、1993年に抑え(抑え投手とは、野球・ソフトボールにおいて最後を締める役割を持った投手のこと)に転向し、リーグ優勝と日本一に貢献します。

 

1997年、1998年は不調のため中継ぎ(先発投手と抑えの投手の間を担当する投手のこと)でしたが、1999年に再び抑えに転向します。

 

2001年もリーグ優勝と日本一に貢献し、2003年には佐々木主浩のもつ通算229セーブの日本記録を更新しました。

 

2004年、FA(フリーエージェント)でシカゴ・ホワイトソックスに移籍しましたが、翌年2005年は救援失敗が続き、自由契約になります。

 

その後、ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結びましたが、オフにFAとなって退団します。

 

しかし2006年、入団テストを経てヤクルトに復帰します。

 

石井弘寿、五十嵐亮太の離脱で抑えになり、二人目の日米通算300セーブを達成しますが、2007年、左足親指を骨折して離脱します。その後も復帰するも救援失敗が続き、戦力外通告を受けてしまいます。

 

その後は、

 

2008年1月から3月までシカゴ・カブス、

6月から韓国のウリ・ヒーローズ、

2009年にサンフランシスコ・ジャイアンツ、

2010年に台湾の興農ブルズ

 

など、移籍→契約打ち切りを繰り返していました。

 

2010年は26セーブ、防御率1点台と活躍したものの解雇となるなど、近年は年齢の影響もあり活躍しても解雇されることが多いそうです。

 

2011年からは独立リ-グの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに在籍し、43歳ながら新潟でも神レベルの守護を務めました

 

2012年からは選手兼任監督に就任。同シーズンは新潟を球団史上初の前期後期完全制覇へ導き、同年8月31日、選手としての現役引退を表明します

 

9月22日のホーム最終戦で引退試合が行われ、試合後には駆けつけた古田敦也への「終球式」が行われました。

背番号22は新潟初の永久欠番となっています。

 

その後2014年から一軍投手コーチとしてヤクルトに復帰し、コーチとしては自身と同じアンダースローである山中浩史を主力選手に育て上げるなどの実績を挙げました。

 

そして現在、2017シーズンより二軍監督に配置転換される、という経歴をお持ちの方です。

 

野球に人生をかけている分、ケガや不良など波乱万丈な経験をされている方という印象を受けました。

 

監督後任に抜擢されるとなると非常に名誉なことだと思いますが、それ相応の責任感、プレッシャーがあると思います。

 

選手を育成する能力もお持ちということなので、いかに選手をマネジメントして来シーズンから優勝へ導けるか、高津巨吾2軍監督の手にかかっていますね。

 

そんな後任が期待される高津巨吾2軍監督ですが、今回なぜ現ヤクルト監督・真中満監督は辞任を決意したのでしょうか?

ヤクルトの不良による責任感からそのような決断をしてたという話がありますが、その背景にはこのような実態があるようです。

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ヤクルトの現状

真中満監督就任1年目の2015年は、前年に1軍チーフ打撃コーチを務めていた経験を生かし、2番に川端を起用します。

 

打率リーグトップの強力打線を引っ提げ、自身が主力選手だった2001年以来となるリーグ優勝を見事達成し、日本シリーズにも進出します。

 

固定観念にとらわれない手腕で、2年連続最下位に沈んでいたチームをよみがえらせた凄い監督なのです。

しかし、昨年は5位に終わり、V奪回を目指した今季も低迷します。今年の20日、広島戦に敗れたことにより借金33となり、32試合を残して負け越しが決まってしまいました。

 

最大の要因は主力選手の度重なる故障離脱だといわれており、2月の春季キャンプ中に川端が椎間板ヘルニアで離脱します。

 

復帰できないまま、今月中にも手術を受けることが決まり、打者ではバレンティンや畠山、雄平、大引、投手陣にも秋吉、小川、山中ら故障者が続きました。

この事態に対して真中監督は

もちろん痛い。でも、いない選手のことを言っても仕方がない。いる選手でやっていくしかない

とコメントし、西浦、谷内、山崎ら若手を積極起用します。

 

さらには、打順変更や選手の入れ替えなどで刺激を与えてきましたが、選手層の薄さをカバーできるほどではなかった結果になってしまいました。

 

5月末から10連敗。7月には球団ワースト記録の16連敗を喫した70年以来、47年ぶりとなる14連敗を記録しました。

 

これに対し真中満監督は「なかなかうまく回らない」と責任を痛感していました。

衣笠剛球団社長兼オーナー代行も

優勝したときの主力選手がケガでいない。現場には苦しい思いをさせてしまっている

と今季の戦いを分析しています。

 

後任についてはこれから選定を進める予定ですが、チームの現状を理解し、真中監督の築いた野球を継承できる人物が適任といえるため、昨年1軍投手コーチとして指揮官とともに戦った高津2軍監督を軸に、他には伊藤智仁投手コーチ(46)やOBの古田敦也氏(52)らも検討しているとみられます。

 

現段階では高津2軍監督が新監督になる可能性が濃厚ですが、もしかしたら伊藤智仁投手コーチOBの古田敦也氏もありうるかもしれません。

今後のヤクルトがどうなるか気になるところですね。

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最後に

今回、ヤクルトファンの中で真中監督引退の報道を聞いて驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

やはり球団を牽引していく存在ですから、チームの不良に対して相当責任を感じてたのだと思います。

今回は高津巨吾2軍監督をご紹介しましたが、違う人が監督に就任した場合、再度特集できたらと思っています。

借金が続くヤクルト。来シーズンから挽回できるといいですね!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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